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2015年1月30日

新郎新婦に贈る言葉・祝婚歌 NHKで知ったこの詩に感動しました/吉野弘

結婚式で祝ってもらったスピーチのことって覚えてますか・・・?
結婚式で新郎新婦に捧げる言葉がありますが、近頃私が、感動した言葉がありますのでご紹介しましょう。

「祝婚歌」という詩です。その中に入っている言葉に感動しました。
紹介したい「「祝婚歌」は、スピーチではNHKのクローズアップ現在「今をいきる」で紹介されました。詩人吉野弘さんの詩です。

この詩になぜか、こころが惹かれました。

自分の結婚式をちょっと思い出しました。覚えてるだろうか・・・?と
脳裏に走馬灯のように浮かんできます。

友達に祝ってもらった言葉、上司からの言葉、じ〜と昔を振り返ってみると、やはり覚えている言葉もありますね。
何年もたって来ると、すべては覚えていませんね。

皆さんはどうでしょうか・・・?

結婚式の歌やスピーチは、時代によって変わってくるんですよ。
どの結婚式に行ってもよく言われている、定番もスピーチもありますよね。自然に、言葉も覚えてしまったりして・・・・!

またスピーチは本当に心に残るスピーチ、人に感動を与える言葉もあるんですよ。
そんな言葉は人の心にいつまでも残っているものですよ。

私が結婚したころは、歌では長渕剛の「乾杯」が流行っていましたが、歌は時代を感じますね。


夢と希望を持って、新しい一歩を踏み出していくのです。
そんな二人には楽しいことばかりではありませんよね。一生懸命頑張ってもうまくいかない事って、たくさんあります。

あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ、一生懸命やって自分を見失うこともあります。やっても誰も認めてくれるわけでもなく、
最後には、何もできない自分に落ち込んでしまったりです。

新しい生活は、何もかもが始めてなので、神経も使い、ましてや話す人がいない人なんかは誰に話したらいいんでしょうか。
近くに話せる友達がいればいいですね

何でも思うように行かないのが人生なんでしょうね・・・(苦笑い)

私は他県に嫁ぎ話しのできる友達なんていませんでしたよ。
サラリーマンのパパに義母、義妹そして子供たち。

いろんなことがありましたが、3人の子供育てに追われて、あっと言う間に月日は流れてしまいました。
あれから30年の歳月がたち、嫁いだ娘たちに所帯を持った息子にも伝えたいことが沢山あります。

この「祝婚歌」をあのころ知っていたらよかったなあ・・・なんて思っています。



今回ご紹介する「祝婚歌」はこの祝婚歌は、吉野さんが親戚の結婚式で言ったこ言葉だそうです。
「吉野弘」さんは87歳で亡くなっておりますが、言葉は今も人々の心に生きているようですね。


この吉野さんの祝婚歌は、子供たちにも送りたい言葉の一つです。
今は20代で、言葉の意味なんてわからないかもしれませんが、いつかきっとわかる日が来ると思って・・・・!

自分の人生を振り返って、あの時こうやればよかった、あの時こんなことを言えばよかったんだと、・・・!
結婚生活だけではなく、人生はこんなふうに、生きてみたいと思いました。

この詩は吉野弘さんが47歳のときに書いたようです。


祝婚歌


祝婚歌

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい


(そうなんですよね。少し抜けているくらいがいいんですよね。そのほうが、気が楽になるような気がします。)

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

(私が好きな言葉です)


互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい

(心に刻みたい言葉、なっとくがいきそうな言葉ですね)


正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと気付いているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そしてなぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい




(そんな夫婦でありたいものですね)

ただ黙って聞いているだけで胸が熱くなってきそうな詩ですよね。
この言葉には人に何か語りかけてくれるような気がします。
吉野さんは87歳で亡くなっております。
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